本ホームページをご覧になっている皆様の多くは、既に考えられる経営改善策の全てを実行し、万策が尽きた(あるいは、尽きかかっている)状態におられるのではないかと思います。
しかし、あきらめてはいけません。
そもそもですが、皆様が資金繰りに窮されているのはどうしてでしょうか?何をいまさらと思われるかもしれませんが、収入(入金)より支払わなければならない債務(負債)が多いからですね(債務の過剰)。
だとすれば、債務の支払いを一時停止(棚上げ)して、その後、再建計画を立案し過剰な債務について大幅な免除(債務カット)を受けることができれば、資金繰りは好転し会社を再建できるのではないでしょうか。
つまり、大幅な債務免除を受け残債務額(今後の支払金額)が大きく減少すれば、当然資金繰りは急速に改善します。そして、残債務額を、以後最長10年間の分割払いにより支払えば全債務の完済になるのであれば、分割完済後には会社に積み残しの債務はなくなるのですから、会社の再建は十分実現できるわけです。
現実にそのような方法があるのでしょうか?
多くの方は、ないと思われています。確かに、無条件にできるわけではありませんが、債務整理とりわけ民事再生手続によればこのような結果を実現することが十分できるのです。 民事再生は、会社更生と比べれば費用が低額となっていますし(会社更生の場合、裁判所へ納付する予納金だけでも2000万円以上になります。弁護士費用は別)、原則として経営者は経営権(代表取締役の地位、株式)を手放さずに、つまり経営権を保有しながら再建を進めることができます。
また、債権者の過半数が賛成すれば再建計画が成立しますので、債権者の中にある程度の反対者がいても再建が可能になります。再生実績紹介ページにて当事務所の取扱例を紹介しておりますので、是非ご覧いただければと存じます。⇒実績はこちら
なお、このように当事務所は、まず会社の再建を目指し力を尽くしますが、条件が整わずやむを得ない場合には、会社の清算(破産、特別清算)を検討することになります。 ただ、この際も、経営者の皆様並びにご家族へのダメージを最小限にとどめ生活再建の見通しを立てることができるよう最善を尽くすことをお約束しております。